「ハンダづけをマスターしよう。」
ハンダづけは電子工作の基本。金属を接合する方法としてよく聞く方法です。
ハンダづけは電子工作には欠かせない技術の一つです。方法や材質が違っていても、電子回路の組立などにはハンダづけ作業が付きものです。 電子回路の工作をするとき避けて通れないのがハンダづけですね。
ハンダごてで、ハンダを溶かして線をくっつける…と一言で言うのはとてもかんたんなことです。実際、知識がそれほど無くても素人でも作業はひととおりできてしまいます。しかし詳しく調べてみると、ハンダづけはそれほど単純なものではありません。仕上がりや信頼性を決定する大きな作業のひとつであり、色々な技術が存在する大変奥の深い世界なのです。ハンダづけは職人芸の世界といえると同時に、アマチュアの電子工作にも無関係ではないどころか、基本中の基本、重要な基本作業といえます。
金属をくっつける方法としてハンダづけは一番ポピュラーな方法ですが、間違いや不良の多いのもハンダづけです。ハンダづけ作業には、ハンダ、フラックス、ハンダごてが必要です。
ハンダというのは基本的に鉛と錫の合金です。融点は状態によって違いますが平均で300℃前後。
電子機器には錫の含有量が約60%の共晶ハンダと呼ばれる物を使うことが多いです。フラックスは接合する金属の表面をきれいに洗浄してハンダの流れをよくし、ハンダがつきやすくなるための活性剤です。
ほとんどの場合、ヤニ入りハンダと呼ばれる物を使いますがハンダの中心部にこのフラックスが充填されています。 そのためフラックスのみを準備することはほとんどないと思います。
しかしフラックスは万能ではなくつける材質によって選ぶことが大切です。また腐りやすい性質のフラックスもありますので注意します。ステンレスは電子回路用のフラックスでは付きませんが、
ステンレス用のフラックスを使うとよく付きます。
こて先に少量のハンダをつけ、濡れた雑巾で拭き取るとこて先がきれいになるので準備をしておきます。
@接合面をきれいにして、サビなどが付いている場合はよく磨いておき、加熱しておく。
Aハンダを接合部に流す。ハンダの量は真横から見て、山のような形になる程度。
Bハンダがよく流れたら静かにこてを離して冷めるまで時間をおく。
ここで、3秒以上時間を掛けてもハンダがうまく流れないのは、こての熱容量不足、接合面の汚れが考えられるので、注意が必要です。